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いのちの輝き
陽射しの無い湿気いっぱいの草原
頼りなく飛ぶ小さな蝶を目で追いました。


あ、留まった‥‥




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色褪せたボロボロの翅‥‥胸がキュッとなりました。




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あなたはツバメシジミの女の子ですね?

オレンジ色の目印がなくなってしまっているけど、きっとそうだと思います。




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ああ‥‥あなたはお母さんだったのですね。

シロツメクサの花に次の命を託していました。




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彼女は何を思っていたのかしら。

産まれてくる子と会うこと無く命を終える虫たち。

人間の感情を当てはめるのはナンセンスなのでしょうが‥‥

何とも言えない切なさがずーっと胸に残っています。




夏はこれからなのに世代交代は淡々と行われるのですね。


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すぐそばの木では生き抜いてきた証を背負ったヒカゲチョウが‥‥





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そしてその下では色褪せたベニシジミが‥‥



残り少ない命を輝かせていました。

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Top▲| by guri-iki | 2014-07-07 00:11 | 生きものばんざい | Comments(10)
Commented by zimulan at 2014-07-07 06:15
おはようございます。
すごい!生きているというか命そのものというか、
まさに命の輝きですね。
私も昨日は羽の切れたチョウチョを追いかけていました。
(それはあとで写真をみて判明したんですが。)
脚の数が足りないバッタとか、
命って、たくましい、すごいなーと自然の生き物をみると思います。

老子の言葉に
「天地には慈悲が無い」というような内容のものがあります。
ただ、それは個人的な感情をさしはさまない、
そういったことを言うらしいのですが、
そうやって、調和がとれて、命が育まれ、
そして受け継がれていくんだなと
妙に納得するこの頃です。
(すみません、まったくの余談でした)
Commented by h6928 at 2014-07-07 09:58
自分は精一杯生き抜いて、次世代に命を繋いでいく・・・。
チョウたちの黙って繰り返されている一面が、
こうして写真になるとあからさまになりますね。
自分たちの一生の長さと比ぶべくもないような瞬間的とも言える寿命・・・。

でも・・・、別の虫の、
ゴキブリほいほいに足を取られてもがき苦しんだあげく、
燃えるゴミに出されてしまう生き方よりは、
ずっと恵まれた生き方ですよね。
Commented by guri-iki at 2014-07-07 23:36
zimulanさん こんばんは。
いつもありがとうございます。
小さな命の輝き、ハッとします。
たまたま目にした光景を思わず写真に収めましたが、誰に見られることも無く輝き、終わって行く虫たちが殆どですよね。
ボロボロになっても使命を果たそうと懸命に生きる姿には教えられるものがありますね。
現実的に言ってしまえば受け継いだDNAの命令のままに生き、種を残すということなのでしょうが…
それが教えて下さった老子の言葉の「個人的な感情をさしはさまない」ということなのかな。
人間である私が個人的感情を挟んでしまって、勝手に胸一杯になっちゃうのも考えものですね(笑)
Commented by guri-iki at 2014-07-07 23:36
h6928さん こんばんは。
いつもありがとうございます。
虫ちゃんにも生きる仕組みがあり、考える脳があり…
小さいだけで命というものは私たちと変わらないものなのだと思わされます。
逆に「もう疲れたから死んじゃいたい」なんて軽々しく口にする人間より偉いのかも。
最後の最後まで生きて使命を果たすのですから。
虫とはそういうものだ、と言われたらそれまでなのですけどね。
そう、仰る通りなのですよー。
たまたま目にしたのがシジミチョウだったのでこんな気持ちになりましたが、
Gだったら、蚊だったら、私もパンってやっちゃうわけだし…あああ勝手なもんだなあ。
Commented by shizenkaze at 2014-07-08 00:08
こんな姿の蝶が今の季節には多いですね
殆どがメスのようです・・・・・
何日か前には綺麗な姿をしていたはずの蝶ですが子孫を残すために恋の相手を見つけ激しく愛を確かめ合い・・・・・

その短い時間の中で自分の体を傷つけ弱り最後の気力で子供達の食性のある植物に産卵している母蝶・・・・・♪

そんな蝶をそっとカメラに収めたguri-ikiさんの優しさも伝わって来ました
Commented by zimulan at 2014-07-08 12:26
こんにちは、たびたびお邪魔します。
なんだか、せっかくの素敵な記事に水を差すようなコメントをしてしまい、
すみませんでした。
感情って、人間が持っている素敵なものだと思っています。
なにかを大事だと思ったり、何かを感じる。
大きくても小さくてもひとつひとつ、
大切にしたいと思いました。
Commented by guri-iki at 2014-07-08 22:49
shizenkazeさん こんばんは。
確かに目に留まればボロボロ、という感じで傷んでいる個体を頻繁に見かけます。
蝶にもある程度決まったサイクルがあるのかなあ‥‥
そんなことをうっすら思っていたところでした。
ボロボロになるまで飛び回ってパートナーを捜して次に繋げる‥‥
いつ天敵に狙われるかわからない命がけの命のリレーですね。
ここが人間と大きく違うところなのかな。
オバチャンになったら整った美しさよりも滲み出るものに感動するようになりました。
加えて妄想にも拍車がかかっておりますだ(爆)
Commented by guri-iki at 2014-07-08 22:59
zimulanさん こんばんは。
いやいやいやいや、何をおっしゃいますのん?
全然水なんか差されておりませんよ〜。
こっちこそ言葉が足らなくて‥‥お気を遣わせてしまいました。
ごめんなさい。
いや、ほんと、確かにそうだと思ったのです。
人が何十年もかけて行うことを数週間という短い時間でやり終える‥‥
何もかもがシンプルで的確でなければ時間が足りないのでしょうね。
そう思うとそこに感情は必要ないのかも、って思いました。
「そういうふうにできている」のだと。
あ、でも私のこのスタイルは半分病気のようなものですから(爆)
これからもバンバン虫になり切って勝手に代弁したいと思っておりますのよ。
痛いオバチャンですけどよろしくお願いします。

Commented by nori_natural at 2014-07-10 22:00
こんばんは、ぐりこさん。
秋には見たりしますがこの時期に
こんなになっているのは珍しいですね。
羽ですから痛く無いでしょうが
見ているこちらの心が痛いです。
頑張れ〜
Commented by guri-iki at 2014-07-10 23:58
noriさん こんばんは。
こちらでもコメントありがとうございます。
チョウチョの寿命は種類にもよるのでしょうが、夏に生まれるチョウチョは成虫になってから2週間くらい‥‥とどこかで読んだことがあります。
この時期に見かける傷んだシジミチョウはみんな短い期間を生きる子たちなのでしょうね。
その代わり寒くなるまでに何度か世代を交代するということなのですね。
そうなのです。noriさん同様、私も自分の感覚に置き換えてしまい、胸が一杯になってしまうのです。
> 頑張れ〜
ホントにね。無意識に口を突いて出る言葉です。
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