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いのちの輝き
草むらをぼんやり眺めていたら青いものがチラチラ。

‥‥シジミチョウ?

そう思いつつ。でもその青さが驚く程鮮明だったので、思わず近づきました。


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あ、いた。
君は‥‥ツバメシジミだね。






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‥‥あっ。




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あ‥‥



あんなに光っていたのに、あんなに美しかったのに。
近くで見たこの子はびっくりする程ボロボロでした。
破れた翅も然ることながら、模様のようにみえるグレーの部分も鱗粉が取れてしまった跡だよね。
どうしたの。何が君をこんな姿にしたの。
一体何から逃れて来たの。

君にとって楽しい季節はこれからなんじゃなかったの。



それでも彼は誇らしげに翅を広げ、また飛ぶことが当たり前のようにひらひらと舞い上がりました。

もう高くは飛べなかったけど。

遺伝子に組み込まれた情報に従うという生き方。
彼らが翅を畳む時は命が消える時なのでしょう。

まあいいや。まあいっか。
これを口にして行動をセーブできるのは人間だけ、なのでしょうね、きっと。
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Top▲| by guri-iki | 2013-04-27 01:00 | 生きものばんざい | Comments(4)
Commented by ちなみ at 2013-04-28 08:46 x
こんにちは。
なんというか、疾風怒濤の人生(蝶生?)を送ってきた方なんですね。
山あり谷ありだったのでしょうか。
まだ若いのか、お年なのか、ちょうちょの年齢ってわかりませんけど。
それでもここまで生きて、まだ飛んでいるというそのことが貴重な気がします。

ぐりさん、よくこんな小さな(しかも飛ぶ!)蝶々にピントが合わせられますね。
いつも感服します。
写真を撮る皆さんってすごいなあ。
Commented by guri-iki at 2013-04-28 22:53
ちなみん こんばんは。
お元気でしょうか。私はこの休みでヤバい症状が出そうな予感です。

ここまでボロボロの子はあまり見たことがないかもしれません。
以前片翅がほとんどないのにヨロヨロ飛んでいたヒョウモンチョウ以来かなあ。
シジミチョウの寿命はせいぜい2週間〜4週間なんだそうが、このチョウは見た感じ寿命が来たという傷み方じゃなかったです。
明らかに何かの力が加わったという翅の千切れ方。
そうよね。九死に一生を得てここに存在していたということがすごい。

小さなものはマクロレンズが得意とするところですが、私は横着なのでピントは甘い方ですのよ(涙)しょっちゅうブレてる。
ここに貼ってる画像が小さいからまんまと誤摩化されているのですよ、ち〜なみん!

Commented by nori_natural at 2013-04-29 19:52
こんばんは、
秋にはこんな状態の蝶を見る事は有りますが
今のこの時期には珍しいですね。
でもしっかりと生きているんですね。
Commented by guri-iki at 2013-04-29 23:41
noriさん こんばんは。
今日も実は随分鱗粉の取れてしまった子を見たのですが、それはこの写真の蝶とは違い、与えられた寿命をしっかり全うしているような年季の入った感じだったんですよね。
きっと冬を除くどの季節にもこんな子はいるのでしょうが‥‥(春から秋にかけて5、6回発生するらしいので)
生のエネルギーに満ちた季節にこの姿があまりにも合わないので胸が痛くなったのかなあと思います。
しっかり生きていましたよ!人間よりずっと強いと思いました。

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