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命のリレー

すっかり虫も少なくなった晩秋。
紅葉を見に出掛けた市内の自然公園、そこの浅い池にその光景はありました。








もうトンボもいないんだろうなあ、と池を眺めていると、水辺に植えてある紫陽花の枝でキラリと光るものが。
近付いて見ると‥‥いた!
頼りなさげなイトトンボ“おつながり”のカップルでした。
目を凝らすと枝のありこちでその光景が展開されています。


下の雌が枝の皮下に産卵しています。


調べて見ると、晩秋一番遅くまで見られるというオオアオイトトンボのようです。
水面にはり出した枝に産卵し、孵った子はそのまま水に落下してそこで育つのだそうです。
水辺から離れられない宿命なんですね。

11月も後半になって生きているなんて!と驚いたのだけど、越冬するわけではないらしく‥‥
この成虫もおそらく残り限られた命なのでしょう。
次に命を繋ぐための尊い時間。
近付いても逃げもしないで産卵を続ける姿に逞しさを感じました。

きっと来年、この池はまたヤゴでいっぱいになるのでしょう。


こっちは交尾中。破れた翅‥‥厳しい時をくぐってここまで辿り着いたんやね。

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Top▲| by guri-iki | 2011-11-21 00:02 | 生きものばんざい
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